RDC 2026まとめ|ロブロックスの発表を5分で
2026年9月10日から12日、アメリカのサンノゼで RDC(Roblox Developers Conference)2026 が開かれました。RDCは、ロブロックス(Roblox)でゲームをつくる人たちが世界中から集まる、1年に1度の大きな発表会です。今年はロブロックスが生まれて20周年の節目でもありました。

CreateR Nestも現地に行ってきました。開場前から世界中のクリエイターが長い列をつくっていて、「つくる人」がこんなにいるのかと圧倒される熱気です。この記事では、現地で撮った写真とあわせて、発表の中から「遊ぶ人」と「つくる人」にとって大事なものだけを選んで、5分で読めるようにまとめます。くわしくは、この連載でひとつずつ紹介していきます。
この記事は2026年9月のRDCでの発表内容をもとにしています。「〜年内予定」などの時期は発表時点の予定で、変わることがあります。

遊び方が変わる: ブラウザでそのまま遊べるように
いちばん身近な変化はこれです。2026年内に、アプリを入れなくてもChromeブラウザでロブロックスのゲームがそのまま遊べるようになる予定です。
これは、つくる人にとっても大きなニュースです。自分のゲームのリンクを友だちに送れば、相手はクリックするだけで遊べるようになるからです。「アプリを入れてもらう」という最初のハードルがなくなります。
さらに、つくったゲームをロブロックスのアプリとは別の単体のアプリとして出せる仕組み(Roblox Everywhere)や、ネットにつながっていなくても遊べるオフラインプレイも発表されました。
つくり方が変わる: 文章から、ゲームが生まれる

「Build(ビルド)」という新しいつくり方が広がりはじめています。つくりたいものを文章で伝えると、AIがゲームのかたちにしてくれる仕組みで、すでに約9,000本のゲームがこの方法で公開されています。おもしろいのは、Buildを使った人の71%が、ロブロックス スタジオ(Roblox Studio)を使ったことがない人だったこと。つくる入口が、ぐっと広がっています。
年内には、文章と参考画像からゲームの舞台をまるごと組み立てる Scene Generator も登場予定です。
スタジオ本体も進化します。これまで苦手だった2Dゲーム(パズルなど)や、順番に手を打ち合うターン制ゲームがつくりやすくなる新機能が発表されました。
つくる人が、お金を受け取れるように
Roblox Wallet(ウォレット) という新しい仕組みで、ゲームをつくった人が売上を毎営業日、実際のお金で受け取れるようになります。まずは2026年内にアメリカの18歳以上のクリエイターから始まり、2027年に他の国へ広がる予定です。ウォレットのお金をそのまま買い物に使える Roblox Card も2027年に予定されています。
日本のみなさんにすぐ関係する話ではありませんが、「ロブロックスでつくること」が趣味の先の仕事にもなっていく、という大きな流れを感じる発表でした。

この連載でくわしく紹介します
- 第2回: ブラウザで遊べるようになると何が変わる?
- 第3回: 文章からゲームが作れる「Build」とは
- 第4回: スタジオの新機能で作れるようになるゲーム
- 第5回: 保護者の方へ——「つくることが仕事になる」の話
発表の一次情報はRoblox公式の発表(英語)で読めます。
