ロブロックスがブラウザで遊べるように|RDC 2026
連載「RDC 2026まとめ」の第2回です。第1回(発表ぜんぶを5分で)はこちら
アメリカ・サンノゼで開かれたRDC 2026に、CreateR Nestも現地参加してきました。第2回のテーマは**「遊び方」の変化**です。ロブロックス(Roblox)は、これまで「アプリを入れて遊ぶもの」でした。今回の発表で、その当たり前が変わりはじめます。
この記事は2026年9月のRDCでの発表内容をもとにしています。「〜年内予定」などの時期は発表時点の予定で、変わることがあります。
ブラウザでそのまま遊べるようになる
いちばん大きいのはこれです。2026年内に、Chromeブラウザでロブロックスのゲームがそのまま遊べるようになる予定です。ゲームの紹介ページから、アプリのインストールなしでそのまま入れます。ほかのブラウザにも順次広がる予定です。
「アプリを入れなくていい」は、地味に聞こえて、とても大きな変化です。
- 家族共用のパソコンなど、アプリを自由に入れられないPCでも遊べるようになります
- そして、つくる人にとってはもっと重要です。自分のゲームのリンクを送るだけで、友だちがワンクリックで遊べるようになります
いままでは「まずロブロックスを入れて、アカウントを作って…」と説明が必要でした。そのハードルが消えると、作品を見てもらえるチャンスは大きく増えます。SNSやメッセージでリンクをシェアして、そこから直接遊んでもらう——そんな広がり方が当たり前になっていきそうです。

自分のゲームが「単体アプリ」になる(Roblox Everywhere)
もうひとつの発表が Roblox Everywhere(ロブロックス エブリウェア) です。自分のつくったゲームを、ロブロックスのアプリの中だけでなく、スマホ・PC・ゲーム機で動く独立したアプリとして出せる仕組みです。サーバーなどの裏側はロブロックスが面倒を見てくれます。
つまり、ロブロックスでつくったゲームが「ロブロックスの中の作品」を超えて、ひとつのゲームタイトルとして世に出られるということ。子どもたちが今日Studioで作りはじめた作品の延長線上に、そんな出口が用意されようとしています。
ネットがなくても遊べる「オフラインプレイ」
ネットにつながっていない場所でも遊べるオフラインプレイも発表されました。ひとり用のゲームを、移動中や電波のない場所でも続けられるイメージです。開始時期はまだ発表されていません。
ちいさな変化も
ほかにも、どのゲームにいても友だちとやりとりできるフレンドチャットのタブや、声で文字を入力できる機能が紹介されました。遊びながらのコミュニケーションが、少しずつなめらかになっていきます。
つくる人にとっての意味
今回の発表をひとことでまとめると、「つくった作品が、人に届きやすくなる」です。インストールの壁がなくなり、リンクひとつで遊んでもらえて、いずれは単体アプリにもなれる。つくる側にとって、これほど追い風になる変化はありません。
次回・第3回は、いよいよ「つくり方」の変化——**文章でたのむだけでゲームができる「Build」**を紹介します。お楽しみに。
発表の一次情報はRoblox公式の発表(英語)で読めます。
