コンテスト
審査員は何を見ている?3つの観点
Tech Kids Grand PrixのRoblox賞に挑戦(全9回)の第4回です。第1回から読む
「プログラミングが得意な子が勝つんでしょ?」——そう思っているなら、今日の記事は朗報です。Tech Kids Grand Prixの審査は、「ビジョン」「プロダクト」「プレゼンテーション」の3つの観点で行われます(大会公式サイトでは VISION・PRODUCT・PRESENTATION と表記されています)。作品のすごさは3つのうちのひとつだけ。残りのふたつは、今日からだれでも準備できます。
ビジョン — きみの夢と世界観
「どんな世界をつくりたいか」「なぜこのゲームをつくったのか」という、きみの中にある想いです。
- 今日からできること: 「遊んだ人にどんな気持ちになってほしい?」への答えをノートに書いてみる。かっこいい言葉じゃなくていい。「妹が笑ってくれたらうれしい」で立派なビジョンです
プロダクト — アイデアと、それを形にした作品
アイデアの面白さと、実際に遊べる作品として形になっているかです。
- 今日からできること: 作品の中に「きみらしい工夫」をひとつ入れる。だれかのマネではなく、「ここは自分で考えた!」と言える場所があることが大事です。ちなみにRoblox賞では、3D空間ならではの発想や遊びとしての完成度が見られます
プレゼンテーション — 自分の言葉で伝える姿勢
作品のことを、自分の言葉で説明できるかです。上手にしゃべれるかではなく、伝えようとする姿勢が見られます。
- 今日からできること: 家族に30秒で自分の作品(またはアイデア)を説明してみる。「なにをするゲーム?」「どこを工夫したの?」に答えられれば十分です
3つはつながっている
じつはこの3つ、バラバラではありません。ビジョン(夢)があるから、プロダクト(作品)に工夫が生まれ、プレゼンテーション(伝えたいこと)がはっきりする。第2回で書いた「なぜつくりたいか」のメモが、ここで効いてきます。
まとめ
- 審査はビジョン・プロダクト・プレゼンテーションの3つの観点
- 作品のすごさだけで決まらない。夢と伝える姿勢も同じくらい大事
- 「なぜつくったか」を言葉にできれば、3つ全部が強くなる
次回は、考えたことを整理する道具「アイデアシート」を紹介します。
