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ロブロックス スタジオで2Dゲームやすごろくが作れるように|RDC 2026

連載「RDC 2026まとめ」の第4回です。第1回(発表ぜんぶを5分で)はこちら

前回は文章からゲームをつくる「Build」を紹介しました。今回は、ロブロックス スタジオ(Roblox Studio)そのものの新機能です。ひとことで言うと、「つくれるゲームの種類が広がる」発表でした。

この記事は2026年9月のRDCでの発表内容をもとにしています。「〜年内予定」などの時期は発表時点の予定で、変わることがあります。

RDC 2026の基調講演会場。3面スクリーンと満員の参加者

2Dゲームがつくりやすくなる

ロブロックス(Roblox)のゲームといえば、3Dの世界を走り回るアスレチックや、ロールプレイが定番です。逆に、パズルや横スクロールのような2Dゲームは苦手でした。3D用につくられた道具で無理やり2Dを表現する必要があったからです。

RDCでは、2Dゲーム向けの機能がまとめて発表されました。

  • 正射影カメラ(オーソグラフィック カメラ)— 遠近感のない「真上から」「真横から」の見え方。パズルやボードゲームの画面がつくれる
  • スプライトシートの読み込み — パラパラ漫画のように並べた絵から、キャラクターの動きをつくる2Dゲームの定番手法が使えるように
  • 画像のアニメーション、文字の影、なめらかなグラデーションなど、2Dの見た目を整える機能

「ロブロックス=3D」というイメージが、これから変わっていくかもしれません。落ちものパズルや、ドット絵のアクションゲームがロブロックスで遊べる日も近そうです。

順番に遊ぶ「ターン制ゲーム」への対応

もうひとつの大きな発表が、ターン制ゲームへの対応です。ターン制とは、すごろくや将棋のように「自分の番→相手の番」と順番に手を打つゲームのこと。

これまでロブロックスは「みんなが同時に同じ場所にいる」ゲームが基本で、「相手の番を待つ」「あとで続きをやる」といった遊び方が苦手でした。新しい通知の仕組みを使うと、「あなたの番です」と相手に知らせて、それぞれが好きなタイミングで手を打てるようになります。2026年10月にスタジオのベータ版で使えるようになる予定です。

友だちと同じ時間に集まれなくても、少しずつ進められるゲーム。ボードゲームやカードゲームが好きな人には、うれしい変化です。

テストを手伝ってくれるNPC

2026年内には、新しいNPC(コンピューターが動かすキャラクター)の動きが2種類追加される予定です。そのひとつが、プレイテストをしてくれるNPC。自分のゲームを、人の代わりに遊んで試してくれます。

ゲームづくりで地味に大変なのが「ちゃんと遊べるか、何度も自分で試すこと」です。アスレチックの連載でも、つくっては遊んで確かめる、を繰り返しますよね。その一部をNPCに任せられるようになります。

つくる人にとっての意味

今回の発表は、「アイデアの幅を、道具のせいであきらめなくていい」ということです。「パズルをつくりたい」「すごろくみたいなのがいい」というアイデアが、これからはロブロックスで形にできます。

ただし、使い方の基本は変わりません。スタジオの画面の見方や、パーツの扱い方は、Roblox Studio講座で身につけたものがそのまま生きます。

次回・最終回は、少し大人の話——「つくることが仕事になる」Roblox Walletについて、保護者の方に向けてお伝えします。

発表の一次情報はRoblox公式の発表(英語)で読めます。